会長挨拶
この度、令和4年10月15日(土)に開催されました令和4年度 日本核医学技術学会 北陸地方会定期総会にて福井大学附属病院の杉本勝也先生から北陸地方会会長を引き継ぐことになりました富山県・厚生連高岡病院の奥康博です。
本会は平成4年6月に金沢大学病院の松平正道先生を初代会長として発足し、山田正人先生(金沢大学病院)、飛坂実先生(金沢大学病院)、小野口昌久先生(金沢大学)、杉本勝也先生(福井大学附属病院)へと受け継がれてきました。これまで諸先輩方が築いてこられたこの会の重みを感じ、しっかりと事業継続に向けて歩みを進めていくことを決意しております。
今年からは、FIT研究会やNCTC研究会は本会事業から切り離なし、単独地方会4回の開催となります。開催準備・告知・開催など独自の事業展開となります。会員の皆様に必要とされる地方会開催を役員全員で目指していきます。
中でも学術委員会は4回の地方会開催に向けて活発な活動を始めており、会員の皆さんに期待していただきたいです。また、広報委員会の告知活動も更にこまめなアップデートをお願いしており、皆様に情報伝達の窓口として利用していただきます。前回の地方会から参加会費をいただくことになり、総務委員会・財務員会は各委員会のサポートも含め役割は重要となっております。
北陸地方会では、昨今の個別の研究が難しくなっている中で、北陸地方会多施設共同研究や地方会研究の形で会員の研究を後押ししていきます。4回の地方会開催により、これまでより多くの検査や画像における探求を進めていきます。
核医学診療に関係される本会会員や学生、メーカー関係者との地方会を介しての交流により、北陸地方会の核医学診療の発展に少しでも貢献し、会員の資質向上ならびに相互の親睦を図ってまいる所存です。皆様のご指導、ご協力をお願い申し上げます。
令和4年10月15日
厚生連高岡病院 画像診断部
奥 康博